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2023-06-08

中野区の会計年度任用職員の保育士求人について調べてみた

中野区で保育士求人をお探しの皆さま、こんにちは!
6月にも入り、関東も梅雨入りしたようですが、いかがお過ごしでしょうか?


本日のテーマは、

中野区の会計年度任用職員の保育士求人について調べてみた


会計年度任用職員という言葉、聞いたことありますでしょうか?
保育士業界ではよく聞く方もいるかもしれませんね。

保育士業界では人材不足が問題となっていますが、注目を集めている働き方が「会計年度任用職員」です。

会計年度任用職員は、一時的な雇用契約で公的機関や自治体などで採用される形態です。
この雇用形態には利点だけでなくデメリットも存在します。

そこで今回の記事では、会計年度任用職員の特徴や魅力、デメリットなどについて詳しく解説していこうと思います。
将来の職業選択や働き方に迷っている方や、会計年度任用職員に興味がある方にとって参考になる情報が得られるかもしれません。

では、まずは会計年度任用職員とはどのような働き方なのか、その特徴について見ていきましょう!







会計年度任用職員とは?


会計年度任用職員(かいけいねんどにんようしょくいん)とは、公共機関や官公庁などで一定期間の契約で採用される職員のことです。
簡単に言えば非正規の公務員であり、2020年度から導入された制度になります。
以下では、会計年度任用職員に関する詳細な情報を説明していきます。

一般的に、会計年度任用職員は1年間の期間で雇用されます。
そのため、採用時期は通常の会計年度(4月1日から3月31日まで)に合わせて行われます。
契約期間は会計年度に基づいており、毎年の契約更新が一般的です。

要するに、会計年度に基づいて任用される職員ということですね。


会計年度任用職員の雇用条件や待遇は、採用する機関や職種によって異なります。一般的な待遇としては、以下のような要素が考えられます。

  1. 契約期間と更新条件: 会計年度任用職員の契約期間は1年間であり、契約の更新は勤務成績や評価に基づいて行われます。条件付きでの更新や契約更新の可否については、採用機関の方針によります。
  2. 給与: 会計年度任用職員の給与は、職種や経験によって異なります。一般的には、正規職員と比べてやや低めの水準で設定される場合があります。
  3. 福利厚生: 会計年度任用職員には、労働保険や社会保険などの一定の福利厚生が適用されます。具体的な内容は採用機関によって異なりますので、就業前に確認することが重要です。
  4. 職務内容: 会計年度任用職員は、主に一般的な業務や補助業務を担当する場合が多いです。具体的な職務内容や業務範囲は、採用機関や職種によって異なります。


会計年度任用職員は、一時的な需要やプロジェクトへの人員補充、実務経験の積み重ねなどを目的として多くの場で採用されています。
同時に、正規職員への昇進の機会を提供する役割も担っています。
一部の機関では、会計年度任用職員から正規職員への昇進やキャリアパスの構築が行われる場合もありますので、将来的なキャリアアップの可能性も考えることができます。


詳しくは、総務省の会計年度任用職員制度をご覧ください!






会計年度任用職員として働くメリットとデメリットは?


会計年度任用職員として働くことのメリットは、以下のような点が挙げられます。

  1. 経験の幅広さ: 様々な業務に関わることができるため、幅広い経験を積むことができます。異なる職種や部署での経験を通じて、自身のスキルや能力を向上させることができます。
  2. 採用の柔軟性: 会計年度任用職員の採用は、定員や需要に応じて柔軟に行われることがあります。そのため、採用のチャンスが多くなる場合があります。
  3. キャリアパスの構築: 一部の機関では、会計年度任用職員から正規職員への登用や昇進の機会が与えられることがあります。将来的なキャリアアップの可能性がありますので、自己成長やスキルの向上に取り組むことが重要です。


会計年度任用職員としての職務は、一時的な雇用という性質から将来の雇用は保証されません。
ですから、そこからステップアップするには、採用された際には真摯に仕事に取り組み、能力や成果を示すことが非常に重要です。
また、業務遂行中には職場での人間関係を築き、信頼を得ることもキャリアの発展につながるでしょう。

会計年度任用職員は一時的な雇用形態ですが、貴重な経験やキャリアのスタートとして位置づけられますので、自らのスキルや能力を磨き、将来のキャリアにつなげるために、積極的に業務に取り組んでいきましょう。


会計年度任用職員として働くことには、以下のようなデメリットも考えられます。

  1. 雇用の不安定さ: 会計年度任用職員は、一時的な雇用契約であるため、雇用の不安定さがあります。契約期間や更新の有無は、機関や予算状況によって左右されるため、次の契約が得られるかどうかは保証されていません。
  2. 福利厚生の制約: 一部の機関では、会計年度任用職員は正規職員と比較して福利厚生が制約されることがあります。例えば、社会保険や年金制度の適用範囲が限定されたり、給与面や休暇制度が制約される場合があります。
  3. 職位や役職の制約: 会計年度任用職員は、一時的な雇用契約であるため、一部の機関では正規職員と比べて職位や役職が制約されることがあります。昇進や昇給の機会が制限されたり、正規職員と同等の職務責任を担うことができない場合もあります。
  4. キャリアの不透明さ: 会計年度任用職員の場合、一時的な雇用契約であるため、将来のキャリアパスが不透明な場合があります。正規職員への登用や昇進の機会がない場合、キャリアの発展が制約される可能性があります。


会計年度任用職員として働く場合は、これらのデメリットを考慮しながら、雇用の不安定さを理解・認識し、自己成長やスキルの向上に取り組むことが重要です。
将来のキャリアに向けての計画や目標を持ち、自身の能力を高めていくことが求めらるということですね!








では、中野区で実際に求人の出ている会計年度任用職員の求人を探してみましょう!



中野区 保育士 会計年度任用職員 求人 で検索してみます。

こちらは中野区の公式HPです。
非正規といえど公務員に当たるので、やはり区のHPで募集がされているのですね。

令和5年度 会計年度任用職員(区立保育園)の募集(保育補助、短時間保育補助)

区立保育園では、会計年度任用職員(補助職)として働いていただける方を募集しているとのこと。
未経験でも歓迎との記載があります(時給は保育士資格の有無で異なる)。

保育補助と、短時間保育補助の二つの求人があります。
保育補助は、週2日から5日程度勤務で、週31時間以内。
短時間保育補助は、週1日から週6日で、午前中と夕方の忙しい時間に2時間または3時間という勤務になります。
給与は、保育補助(保育士資格あり)が1,440円、保育士資格なしが1,233円。
短時間保育補助の方は、時給が1440円となっています。こちらの方は、保育士のある方のみの応募なのかもしれません。

特に短時間保育補助の方は空いた時間でできるので、サクッと仕事をしたい方やダブルワークをしたい方におすすめですね。
最終更新日が2022年12月となっているので、すでに応募が締め切られているかもしれませんね。
気になる方は、中野区の方に問い合わせてみてくださいね!











お次はindeedの求人です。

indeed 会計年度任用職員の求人 – 東京都 中野区 中野駅





子どもの権利救済相談・調査専門員

こちらは中野区役所のお仕事のようです。
場所は東京都中野区野方にある中野区立教育センターですが、オンラインでの勤務もOKとのことです。
アクセスは、JR中央・総武線高円寺駅又は中野駅から徒歩15分。
保育施設のお仕事ではなく、子どもの権利救済相談・調査専門員(会計年度任用職員)の求人です。

お仕事内容の詳細の記載があります。

・子どもの権利の保障について必要な調査等を行うこと
・子ども権利の保障についての普及啓発に関する業務
・子どもオンブズマン(※)の仕事の補佐に関する業務
・その他子ども相談室の運営に関する業務
詳細は、中野区公式ホームページの職員募集のページをご覧くだ
さい。

※子どもオンブズマンの正式名称は中野区子どもの権利救済委員で
す。これは、中野区子どもの権利に関する条例に基づき、子どもの
権利の侵害からの速やかな救済と子どもの権利の保障を図るために
設けられた中野区長の附属機関です。

給与は時給1,820円で、雇用期間は2023年8月1日〜2024年3月31日で、更新はありますが、正社員への登用などはありません。
時給が高いのが魅力的ですね。

ただ、必要な経験に

職務を遂行するために必要な知識及び経験(地方公共団体、社会福
祉法人等における子どもに関する相談支援業務及びこれに付随する
事務などの実務経験など)並びに能力を有すること。

とあり、エクセル、ワード、パワーポイント等を用いた資料の作成や集計作業などの知識も必要になってきます。
必要資格については、社会福祉士、社会福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士、弁護士のいずれかの資格が必要とのこと。

保育士の資格はあれど、経験などからして少し難しそうな気がしますね。
ただ、興味のある方は問い合わせてみてもいいかもしれません。










indeedの求人はこちらのみ。
次は、保育求人ガイドが出てきました。

東京都 中野区 会計年度任用職員の求人

こちら、URLを開いてみると、中野区の会計年度任用職員の保育士求人はなしとのことです!
残念!







気を取り直して次へ行ってみましょう。

求人ボックスの求人が出てきました。

会計年度任用職員 保育士の仕事 – 東京23区




保育士/ベビーシッター/サービス系 短期 無資格/未経験OK 区立保育園で子どものお相手メイン

東京都中野区中野にある中野区役所 子ども教育部 区立保育園係での会計年度任用職員のお仕事です!
アクセスは、中央・総武各駅停車中野駅から徒歩10分という立地です。

お仕事内容は短期の保育補助スタッフで、8月末までの2ヵ月間短期のお仕事のようです。
保育士資格を持っている方を優遇しますが、無資格・未経験・ブランクありでも応募可能とのことです!
近くには必ず保育士資格の保有者や経験豊富な職員がいるので、未経験でも安心して働けるとのことです。

給与は、保育士資格を持っている方は時給1,440円〜、無資格の方は時給1,233円~となっています。
未経験・無資格でも時給高めなのも嬉しいですね。
また、週2日~の勤務も可能とのことで、学生でもOK。






求人ボックスでもこちらの一件ほどのようです。
やはり求人自体が少ないのと、主に中野区HPで募集されているのかもしれませんね。







以上、中野区の会計年度任用職員の保育士求人について調べてみた でした!



調べてみた結果、会計年度任用職員は未経験OKや無資格OKでも時給が割と高めの求人が多いことがわかりました。
ただ、会計年度での任用になるので継続性がないというのが難点ですね。更新ありのものもありますが、うまく更新できるとは限りません。
その辺りのデメリットもしっかり理解することが重要ですね!


ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。






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